大切な動物たちの健康を守り、命を助けるため手術を受ける際のご家族の皆様のご不安なお気持ちは、計り知ることが出来ない大きなものです。
- 手術のための麻酔

当センターでは、高性能麻酔機器を導入し、100g〜60kg以上ある動物まで安全に麻酔を行うことに努めています。必ず、手術中は麻酔を管理するスタッフを常時配置し、細心の注意を払った麻酔管理、最新の麻酔技術を習得、より安全で動物たちの身体に負担の少ない麻酔に取り組んでいます。
- 手術の流れ

まず、血液検査、レントゲン検査、心電図検査、超音波検査などの術前検査を行い麻酔のリスク分類を行います。そして、診療をさせて頂く中で、動物の状態、治療の選択肢、メリットとデメリット、起こり得る合併症、予後、入院期間、費用などについてインフォームドコンセントを行い、最善の治療をご家族の皆様と共に考えます。手術は、基本的に完全予約制です。12時間の絶食絶飲が必要であり、6時間以上の絶飲をお願いしています。
- 手術実績
日夜、様々な外科手術をさせて頂き、年間700例以上の手術実績があります。
- 手術機器

動物たちへの医療は日々進歩し、様々な高性能な医療機器が用いられるようになりました。当センターでは、最新の医療機器を数多く導入しています。
術前にCTを撮影することによって3D画像を構築し、手術ナビゲーションとしてより安全な手術を行うことが可能になりました。また、体内に糸を残さない手術、血管を傷つけることなく組織を切離することを可能にしたデバイス(装置)も完備しています。
- 当センターの特徴

従来なら大きく切開して行わなければならない手術を数ミリの小さな傷で行う内視鏡手術を選択肢としてご提供しています。最善は何か?を常に考え動物たちに優しい医療をご提供いたします。今までは見えなかった領域が内視鏡によって見えるようになり、診断能力を向上し、手術侵襲を最小限にすることが可能です。
同じ手術内容でも、豊かな経験持ち訓練されたスタッフ、高性能な医療機器を用いて、より安全、確実、速やかな手術を行っています。